Scroll
和太鼓と三味線の工房です
小路楽器店は1955年創業。札幌で唯一の和太鼓・三味線工房として、製造・修理・販売を行っています。祭りや舞台を支える“町の太鼓屋”として、北海道各地へ出向き、太鼓のレンタルや修理のご相談にも応じています。また、各種三味線の皮の張替えや修理なども承り、和の音を未来へつなぐことを大切にしています。
工房のしごと
音をつくり、なおし、とどける。小路楽器店のしごとです。
製作
(つくる)
和太鼓も三味線も、音は手でつくるもの。
木を削り、革を張り、響きを合わせていく。
道具ではなく「鳴るもの」を仕上げるのが私たちの仕事です。
修理
(なおす)
叩かれて、弾かれて、時間を重ねた音。
ゆるんだ革を張り替え、締め直し、磨き上げて、もう一度鳴らす。
音を直すのではなく、楽器に息を吹き込むつもりで向き合っています。
販売 レンタル
(とどける)
祭りや舞台に欠かせない和太鼓のレンタル、職人仕上げの太鼓バチ製作、笛などの小物の取扱いも行っています。
“音が必要な場所へ、確かな響きをとどける”それも工房の大切な仕事です。
しごとの風景
札幌の工房から、日々の手しごとの中で生まれる“和の音”。
手でたしかめ、木を削り、音を育てる。
手の感覚と耳の記憶で、ひとつひとつの響きを見つけていく。
革を張り、音を整え、命を吹き込む。
今日も、工房から“和の音”が生まれています。